富野由悠季の世界Blu-ray:ガンダム1話でコクピットに幌がかかっていた理由が初めて語られる

いやはや凄いボリュームです。アイーダさんの麗しい声でナレーションが入る本編は序章に過ぎませんでした。合計9時間21分です。

 

<DISC 1 本編>94分
富野由悠季の世界 ~Film works entrusted to the future~

<DISC 1 映像特典>109分
・CM
・清水銀行Presents 記念トークイベント「富野由悠季×藤津亮太 静岡に語る in サンライズ」(静岡県立美術館)

<DISC 2 封入特典>235分
・W監督会場トーク「細田守監督とめぐる【富野由悠季の世界】」(富山県美術館)
・富山会場特別企画 富野由悠季×細田守 スペシャル対談(富山県美術館)
・開催記念対談「富野由悠季×樋口真嗣:ロボットアニメの過去、現在、そして未来」 (青森県立美術館)

<別ディスク 早期予約特典>123分
・【オープニング記念トーク】富野由悠季とは何者なのか?」(福岡市美術館)

本記事のタイトルにある「幌がかかっている理由」は実はテキストに書き起こされているサイトがありましたので紹介しておきます。テキスト書き起こし大丈夫か? 海賊サイトなんじゃないか?と思いましたが、一迅社が運営しているようなので大丈夫でしょう、きっと。

富山県美術館「富野由悠季の世界」展 富野由悠季×細田守 スペシャル対談②

樋口真嗣監督の幼少期の頃の話も爆笑ものでしたね。氏が幼少期を過ごした、筑波研究学園都市のできる前のつくば市。氏の父親が電気技術者で、研究学園都市に必要な高圧設備などを敷設する仕事をしており、何もないつくば市(荒野)に進行する建設ラッシュ。仕事に夢中な技師の父と、放っておかれる息子(樋口監督)、その構図はまるでサイド7だと(笑。 つくば=サイド7説は初めて聞きました(笑。 茨城の田舎でファーストガンダムに反応する同級生はほとんどいなかったという話、いやぁうちの近くで幼少期の樋口監督がそんな感情を抱いていたなんて感慨深いです。

本編はさすが「商品」になるだけあって面白いですね。ついつい見入ってしまいます。本編の見せ場はゲームクリエイター・ヨコオタロウ氏の対談ですね。富野監督が珍しく人に教えを請い耳を傾けるシーンだけでも貴重ですが、ゲームのプログラミング性が持つストーリー介入への可能性(繰り返しプレイなどの状況によって動的に町並みの様子、人々の感情を変化させることができるなど)に特に興味を持たれていたようでした。そしてトドメはヨコオタロウ氏の「この展覧会では自分が幼少期の頃に体験した、録画機のない環境でガンダムを見て、その余韻のソワソワ感を追体験したい、そこでガンプラで昇華させようとして、でもガンプラが手に入らない、このガンプラに感じていた僕の気持ちの乾きを追体験できなかった」という指摘に打ちのめされたような富野監督、これは珍しいシーンでした。

写真右側のディスクはプレミアムバンダイ限定の早期予約特典ですが、なぜこのコンテンツが別ディスクになっているのか、本編に収録されなかったかが視聴して分かりました。音声クオリティが驚くほど劣悪なのです。ちょっとプレスされたBlu-rayでこんなに音声クオリティが低いディスクは初めて見ました。ちゃんとしたダイナミックマイクを1人1本ずつ使っているはずなのに、どうやって収録したらこんな低音質になるのか…AMラジオより聞きにくいです。これは商品にならないと言うことで、値段の付かない限定の特典ディスクなんでしょうね。

見るのに体力は使いますが、富野監督に人生を狂わされた一人として、愛蔵版かなと思いました。

なおこのBlu-rayはプレミアムバンダイとA-on STORE、あとは福岡市美術館、青森県立美術館での限定販売になるようです。Amazon/ヨドバシでは購入できません。

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