先日のMacに続き、値上げされていなかったほかのアップル製品も為替変動を反映して値上げされました。タイトルに値上げされた製品を全部羅列しようと思ったのですが多岐にわたりすぎて挫折しました(;´Д`) iPhone 13はモデルチェンジまでこの価格のまま行くかと思いましたが、SEや11など過去モデルも併売している関係上、iPhone 14の登場を待つ理由はなかったのでしょう。値上げ対象製品数からすればiPhone以外の製品の方が多いので、為替レートを反映しただけとも言えます。とはいえ7/1付けで予告なしというのは予想できなかったですね…。伏線と言えば少し前からヨドバシドットコム(通販)でiPhoneが下位モデルを中心に終売していたことくらいでしょうか。(現時点では全モデル終売になっています。店頭では買えます。)
但し興味深いのは、M2 MacBook Air/Proで使用された1ドル=137円(税抜き同士の比較であれば1ドル=124円)というレートではなく、1ドル=133円程度(税抜き1ドル=120円)というレートが使用されたことです。新価格を見ると「XX9,800円」や「XX4,800円」という価格が目立ち、無慈悲に為替レートを反映した訳でもなく、それなりに「大台割れ」を意識した価格にしているのが興味深い。このあたりはApple Japanの仕事でしょうか。
こうなってくると秋に登場するであろうiPhone 14の価格も多少の手心を加えたXX9,800円のような価格になることが予想され、私が以前予想した価格よりは若干安くなる可能性があります。但し夏に向けて為替レートはもう少し円安方向に振れるという話もあり、iPhone 13 Pro 256GBでは159,800円だったものが、iPhone 14 Pro 256GBでは164,800円になるかも知れません。
今回の為替変動は米国がインフレ抑制のために金融引き締め(利上げ)を行っているため資金が米ドルに集まってきているのが原因で、日本側に何か原因があるわけではないため政府・日銀は容認方向のようです。円高がどこまで進むかは米国が今の政策をどこで緩めるか次第という面はありますが、8月くらいで反転するのではないかという予想もあるようです。
とにかくiPhoneは生活インフラになってしまっているので、今くらいの水準であれば秋から冬のあたりでiPhone Xsから iPhone 14 への乗り換えは行いますよ。もう周囲でもだいぶiPhone Xsは見なくなりました。残っているのはむしろ iPhone 7 とか iPhone 6 ですが、そのあたりの方はかなり意思を持って朽ち果てるまで使うタイプなので私とは判断基準が違いそうです。もっともiPhone 7はこの秋のアップデートで最新iOSが動かなくなることが確定していますので、セキュリティ的に問題が出てきそうです。
この日の帰宅後、娘とiPhone値上げについて話したところ、友達の間でもiPhone値上げは話題になっていたようで「えぐすぎる」と。為替変動が生活に与える実感として良い教材になったと思います。しかも「朝9時くらいの段階ではAmazon等でまだ旧価格で買えた」ことも把握していました。友達がしっかりしてるんだと思いますが、さすが大学生くらいになるとちゃんと見てるなぁと感心。父ちゃんもそこに気がついたので、値上げ反映1時間くらい前にヨドバシドットコムで AirPods (Proじゃない方) をポチりましたよ。
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