炭火焼きレストラン「さわやか」 デビュー

「静岡に来たら さわやか」と言われているのに今まで一度も行ったことがない、「さわやか」に初訪問しました。沼津近辺だとお魚が美味しいのでどうしても肉系には足が向かないのですが、今回は息子と男2人旅と言うこともあって行ってみるかと。

旅の主目的は息子の新幹線撮影の付き合いなんですが、富士山をバックに新幹線が撮れる有名な富士市の撮影スポットから、家に帰る方の最寄りのさわやかだと「沼津学園通り店」になります。Webページから現在の待ち時間をチェックすると、160分。さわわかでは珍しくありませんが、ちょっとこの時間はないわー、と。その近隣だと「長泉店」というのもあるのですが、こちらも待ち時間が140分。これもないわー、と。

逆側(自宅から離れる方)だと6kmほどで「富士錦店」というのがあり、待ち時間が80分だったのでそちらに行ってみることに。この店舗は「ももくろZ」が主演の映画「幕が上がる」の撮影店なのだそうです。

予約は店舗に行かないとできないシステム。入口で発券してもらい、時間が来るまではどこに行っていてもOKです。

 

券に載っているバーコードを読み込ませると、専用サイト(airwait.jp)で残り待ち時間が表示されます。

 

ネットから発券できるようになってればいいのに、と思いますが、予約だけして行かない人が多いのでしょう。

 

とはいえ、1時間ちょっとくらい、息子が鉄分補給している間にあっという間に順番が来てしまいます。上の電車のカットは息子が撮影。

 

さて、店内でこれ意外のメニューを注文している人を見かけなかった看板メニュー「げんこつハンバーグ」です。平日限定の「ランチ」バージョンで、スープとライスが付いて1,265円、+55円でご飯を大盛りにできます。

 

SNS等でご覧になっている方も多いと思いますが、こういう仕組みです。

 

ちなみにこれを撮影したGoProは、ご覧の通りオイルミストまみれに。この白いツブツブがオイルミストです。

 

ここのハンバーグの特徴は中身がレアであることです。通常、挽肉は生では食べられませんが、ここで使う挽肉は衛生管理を徹底することで生食ができるとのこと。つなぎもあまり使っていないようで、食べた感じは「挽肉でできたステーキ」。つなぎで肉汁を封じ込めたハンバーグとは違います。レアの部分は冷たいので、口に入れる前に少し鉄板で加熱してから頬張るといい感じでした。

噛み応えのある肉肉しさを堪能しながら、「なんでこれ、ハンバーグの形をしているんだろう」と疑問に思ってしまいました。あまりにもステーキなので、だったらステーキでいいのではないか、と思ってしまったのです。もっとも、まともなステーキだったら220gが千円ちょっとでは食べられません。

そしてさすがにこれだけレアだと苦手な方もいると思われ、店員さんが焼き加減が口に合うかを聞いて回っていました。たぶん頼めば追加で焼いてくれたりするのでしょう。

横浜の「ハングリータイガー」と比較したレビューも見かけましたが、ちょっと方向性が違いますよね。しかも価格はさわやかの方が4割ほど安く、ハンバーグが1割ほど大きい。千円ちょっとでこれだけのエンターティーメント性と思い出に残る味であれば、確かに静岡に行くたびに食べたくなる気持ちも解ります。ちなみに息子はえらく気に入ったようで、「また行きたい」とのこと。

ただ、あとは強烈な待ち時間をどうやってスケジュールに組み込むかですね。朝一のファーストロットに飛びこむか、あるいはある程度待ち時間が長くなったところで沼津店に予約を入れて、その間、沼津駅でラブライブ!の聖地巡礼をするとか…。臨機応変にスケジュールを組み直せるかが、さわやかで食事ができるカギになると思います。

しかしこれだけの待ち時間を是とするファミレスって類を見ないですよね…。みなさんこの待ち時間を受け入れているのがすごいし、店舗側もこれを客に納得させているのもすごいです。

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