常磐線のカップヌードルと、デッドセクション

先日出張で常磐線に乗ったときに車窓の風景で思い出し、撮り鉄の息子はカップヌードル取手工場(正確には日清食品関東工場)と絡めた写真に興味あるかなと尋ねてみたところ、むちゃくちゃ興味あると。なので、私と息子双方がフリーだった本日、息子を連れて撮影に行ってきました。私もこの景色を認識してから30年くらい経つんですが、いつか行こうと思いつつなかなか重い腰が上がらなかったところで、息子をダシにして行けて良かったです。

本当はカップヌードルから湯気出てるはずなんですけどね。今日は日曜日だったせいか湯気は出ず。

ですが本日、やたら撮り鉄の方が多かったんですよ。ぱっと見た感じ30人くらい。車も10台以上。これは何事かあるに違いないと息子に尋ねたところ、「カシオペアが来るっぽい」と。

待つこと約1時間、来ました。カシオペア。

しかしこの寒空の中、じっと1時間待つというのもなかなかエクストリームですね。車に戻っていればいいじゃないかって?いや、常磐線が10分おきくらいに何らかの車両が通過するので、結構撮っちゃうんですよ。時間が溶けますね。

カシオペアを見た後は、このあたりのもう1つの名所、デッドセクションへ。

デッドセクションは、電化された鉄道において、異なる電気方式や会社間の接続点に設けられる、架線に給電されていない区間・地点のことである。(Wikipedia)

今でこそ車体側の工夫で難なく通過してしまう箇所ですが、昔はここを通過すると一瞬、車内の照明が消え、惰性で走行していたんですね。覚えてます。1995年にはここで緊急停止したためにその後始動ができなくなったという事件も起きました。

ディズニーランドは大切な人の笑顔を見に行くところ…と言うのは私の持論ですが、いまの息子にとってはこういうところがディズニーランド並みに笑顔になれる場所なんですよね。嬉しそうにする息子の姿を見て満足しました。

コメント

  1. こんどう より:

    日清の湯気は土曜なら出てますよ。今は気温が低いので、湯気が直ぐに消えずたなびいていい感じです。
    デッドセクションの話ですが、25年前程に初めて取手駅から下り方面に乗った時、夕方だったんですが急に照明が消えて驚きました。ですが列車は走り続け、また周囲の乗客は動じてなかったので、頭の中は??でした。翌日以降も必ず同様の状況になり、そういう区間なのだと理解しました。
    今年か去年のある夕方に常磐線がなんか遅延してるな、と思ったらこの区間に貨物がしばらく停止していました。例の再起動不可なのかな?と思いました。

    • Kumadigital より:

      そうは言っても実際湯気出ていないですからね…(8時台だったからでしょうか)
      この区間で止まってしまうと、牽引車が来ないと動かせないらしいんですよね。

  2. popo より:

    カップ麺も電車もよくわかりませんが、読んでいてとても心地よかったです。優しいお父様とご子息様ですね。クリスマスに幸せあふれる素敵な記事ありがとうございました。

    • Kumadigital より:

      コメントありがとうございます。
      そういえばクリスマスでしたね!こんなクリスマスの過ごし方もなかなかですね(笑

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