林檎園さん:「この手の記事を読んでると(言ってる事は正しいんでしょうが)負け惜しみにしか聞こえません。」
ええ、まぁ…でも、日経エレクトロニクスからの抜粋ですよね。大袈裟かつ刺激的な言い回しは日経エレの様式美というか(笑)お家芸ですから。
その昔、自分の担当製品が分解された記事を読んだときも、いちいち大袈裟に驚いたり踊ったりしてくれるので、読んでいて大笑いでした。
件のMacBook Airの記事で言えば、記事を読んだ限りでは、その設計は「台湾でODMしたときに安く間違いなく作れる」ことに最適化されているように見えます。神戸や米沢で日本人が作る場合とは設計からして違うと。
ただそれをそのまま書くと面白くないので、「技術的にすごいと感じるところは一つもない。我々ならもっと安く作れる」と書いてしまうのでしょう。
しかし「ハードウエアの細部まで手を抜かない日本的なものづくりに対する,強烈なアンチテーゼなのかもしれない。」 これは考えさせられますね。昔から 日本の普通=世界の品質過剰 と言われてきましたが、MB Airのような日本人ウケする製品までこの図式が成立してきたことに、軽い危機感を感じずにはいられません。日本人にまで「過剰」と言われ始めたら、日本のメーカーは誰を相手に何を作るべきなのかと。
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