SEIKO ASTRON

横浜ヨドバシに行ったついでに、某氏も購入したSEIKO ASTRONの実機を見せて貰い、SEIKOの名札を付けた店員さんと少しばかり話をしてきた。ヨドバシの時計コーナーにいるメーカーの名札付けた店員さん、話が面白いんだよなぁ。



もちろん高価くて今は買えないので、カタログだけ貰ってきた(笑
でも今使っている時計もりゅうずのところに腐食が見られるとのことで、壊れるのも時間の問題なんだよなぁ。保証書に書かれた日付を見て驚いた。「平成6年」…もう19年も使っているのか。いつまでも届かない夢を追ってないで、安価で実用的な価格の腕時計を買おうかしらん?

ASTRONは同社のソーラー式時計のうち、アッパーミドルクラスの「ブライツ」の上位に位置するモデル。ブライツよりやや大柄で、彫りの深いデザインが特徴。ブライツも少し前のモデルはデザインが好みだったのだが、買えないで眺めているうちにモデルチェンジを繰り返し、現行モデルはあまり私の好みではないデザインに行き着いてしまった。そのモヤモヤ感を救ってくれるのが、ASTRONだ。

ASTRONは時刻合わせに従来の電波代わって、GPSを使う。2011年に福島からの標準電波が止まったことと関係あるのか?と訪ねたところ、そうではなく、むしろ電波式だと世界の限られたエリアでしか時刻補正ができないので、GPS式が企画されたらしい。

空港に着いたら空の見えるところで時刻合わせボタンを6秒押下すると、そのエリアの時刻に設定される。



ラインアップは現在9機種。軽量だが高価なブライトチタン筐体のモデル6機種と、ややお求めやすいステンレススチール筐体モデル3機種だ。

全体的に大柄で厚みのあるデザインで、現在はトレンドらしいのだが、すると「薄くて小さい」モデルがトレンドとなる時代もそのうち来るんだろうなぁ。私の場合腕時計は平均10年に1本しか買わないので、トレンドがどうの、ということは気にできないのだが…。

もっとも、「持っている一眼レフカメラが小さく見える!」とよく言われる私には、この大きく厚い腕時計もまた大きく見えない(笑



ステンレススチールモデル3機種のうち、2機種は「シリコンバンド」を採用する。シリコンといえば近年ではスマホケースなどでお馴染みであり、高級感がない…というよりは、むしろ安くていろいろ都合がいい素材の代名詞。

しかしどうもメーカーとしては確信的にシリコンを使っているようで、従来のナイロンバンドと比較して4倍の引き裂き強度を持つ優秀な素材なのだという。確かに、シリコンは本気で作ったら医療用に用いられる結構高級な素材でもある。シリコンの不幸は、安価なシリコン素材が世にあふれてしまい、イメージが定着してしまったことだと思う。

このシリコンバンドの採用により軽量化が図られ、本体はステンレススチールながら、全体重量は上位のブライトチタンモデルと同等の約140gに抑えられている。

一方で、バンドまで含めてステンレススチールのモデルも存在するが、これは重量が200g近くになってしまう。とはいえ、若い方を中心に「重い方がいい」という需要もあるらしく、支持されているらしい。



金属バンドで軽量となると、必然的にブライトチタンの6モデルに絞られる。しかしその6モデルの中で最もベーシックに見えるSBXA003は、安倍総理が使っているモデルなのだという。

うーん、「プロも使うEOS 5D Mark III」では全然気後れしないのに、安倍総理とお揃いと聞くとすごく恐れ多い気がするのはどうしてだろう?(笑



少なくとも今の自分には似合いそうもない。
次のちゃんとした仕事が決まったら、考えようかな。

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