土屋鞄のランドセル 6年使用後の劣化の様子

この情報は需要があるようなので、エントリーしておきます。土屋鞄のランドセルを6年使った劣化度の報告です。

まずはコードバン(艶なし)の2006年モデル。購入は2005年。女の子が使用。
通学距離は1~5年生次が200mほど、6年生次が500mほどです。
カバーは1年生次だけ横浜市指定の黄色いカバーを使用。2年生以降はカバーなし。



女の子だからというのもあると思いますが、この角度、距離からだとほとんど劣化は見あたりません。



こちらからだと多少汚れや疲れが見受けられます。



背当ての汚れの様子。ノーメンテナンスです。革クリーナーなどでメンテナンスすればもう少し綺麗さは保てただろうと思います。



中身。こちらはどこまで詰め込むかにもよりますかね。それなりに汚れはありますが、機能的には全く問題ありません。



側面には多少角度によっては使用感が見受けられました。

次に牛革アンティークの2009年モデル。購入は2008年。男の子が使用。
通学は1~2年生次が200m、3~6年生次が500mほどです。
カバーは1年生次だけ横浜市指定の黄色いカバーを使用。2年生以降はカバーなし。





なぜか冒頭の赤いランドセルより綺麗。男子なのにおかしいな(笑。





これは学校のロッカーが金属製だったこともあると思いますが、金具の天面の塗装は剥がれています。



これもロッカー起因ですかね。角の革が剥がれています。



中身はこんな感じ。



金具の劣化具合。アンティークモデルなので元々真鍮色なのですが、思ったほど劣化や錆はありません。



下部の金具。こちらは多少錆っぽいものが見受けられます。



金具の動きは新品時よりさすがに軽くなっていましたが、マグネットとの併用でロックするので、機能的には問題はありません。

コードバンと牛革のモデルですが、いずれもその革の特性に従った劣化は見受けられますが、いずれも型崩れや機能不全はなく、設計および製造技術の高さを窺い知ることができます。6年経ってダメージ受けても、手にしてみるといいもの感が漂ってるんですよね。

使わなくなったランドセルはミニチュアランドセルに仕立て直しが可能だったのですが、最近終了してしまったようです。もっとも、他にもミニチュア化の業者さんはありますし、保管場所があるならそのまま取っておきたいところです。使い道はありませんが。

コードバンと牛革を6年使った様子を見ていると、土屋鞄のクラリーノでも充分だったかなぁ…という気もしてきます。でもクラリーノでもそこそこの値段がするので、あとちょっと出して牛革とか馬革…という気持ちにもなっちゃいますよね。(私が買ったときにはクラリーノが4万、牛が5万、馬が6万だったはず。)

今年はランドセルは先着順の争奪戦ではなく、5月15日までは「コードバン艶あり」以外のすべてのモデルが注文可能なようですね。良いことだと思います。(コードバン艶ありはやはり争奪戦なのか…)

そうそう、土屋鞄は店舗に行くと、お父さんやお母さんが自分のカバンが欲しくなるので要注意です。ランドセルは撒き餌カバン、罠ですからね!(ぉ

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