HGメッサー ネイキッド 指揮官機 完成

ルミティアのスカートの凹モールドに穴を開けてみました。穴は39個あるので一瞬USB電動ピンバイスを買いそうになりましたが、手動ピンバイスで大丈夫でした。素材が柔らかいので30分足らずで穴開けが終わってしまいました。デザインナイフで軽く穴の縁のザグリ込みで40分。

 

 

さて、ルミティアはともかくメッサーです。昨年暮れに完成しました。メッサーは成型色別で「量産機」と「指揮官機」があって、それぞれのキット内で「通常型」と「ネイキッド型」を選択して組み立て可能。閃光のハサウエイでガウマンが乗って空を飛んでいたのが量産機の通常型、宇宙にカプセルを拾いに行ったのが指揮官機のネイキッド型です。簡単に言うと足の太さが違います。ドムみたいなのが通常型、ザクみたいなのがネイキッド型です。

で、これは指揮官機のネイキッド型。

 

高演色LEDライトシルクグレイカードで撮影時に簡単に正確な色が出ますね。よきよき。

 

ああもう期待値通りです。カッコイイです。1/144スケールですが大型機なので、RX-78の1/100くらいの大きさがあります。

HGキットなので塗り分け必要な箇所は多いです。以下塗り分け自慢が続きます。

ライフル。これたった4パーツなので、茶色、黄色は塗り分け(マスキング+エアブラシ)です。ああちょっとヤスリ痕が残ってしまった…。色は日本海軍・灰緑色(タミヤカラー XF-76)が設定色に近かったのでそのまま使いました。茶色は適当。赤+黒。

 

太ももの裏の上部の黒いところ。塗り分けです。ライフルのスミ入れは0.3mmシャープペンシルを使いました。(別段ガンダムマーカーシリーズにあるシャープペンシルではなく、昔製図で使っていたステッドラーのシャープペンシル+ハイポリマー100 HBです。)

 

スラスターノズルは一度手塗りでシルバーで塗ってみたのですがなんか軽い感じになってしまい、黒鉄色をエアブラシで塗り直し。脚のすねの紺色のパーツは成型色はピンクです。塗らなくても見た目は成立しますが、雰囲気はだいぶ変わります。

 

腰のアーマーの黄色いところはこのキット最大の塗り分け高難度ポイント。どうやってマスキングするかでずっと悩んでいました。結果、穴の奥を黒く塗って乾燥後に穴の奥と周囲をマスキングして黄色をエアブラシ塗装、次に黄色部分をマスキングしてアーマーの紺色を塗装、という手順でした。脚部の黄色いダクトの奥の黒いところは面相筆手塗りです。

膝アーマーのピンク部分も塗り分けです。成型色は確か黒です。こういうピンクを馴染ませるために、結局全ピンクの箇所の塗装が必要になるんですよね。なおキットにはこの膝のピンクを塗らなくてもいいようにシールが付属します。

 

顔および方の動力パイプの両端部の黄色は塗り分けです。グレーの部品に塗るので隠蔽力の高いMr.カラー GX4 キアライエローを使い、少し赤を混ぜてオレンジ色気味にしています。いい色です。アンテナ先端の安全基準旗は当然カットしています。

 

頭部を外すと目が動かせるようになっています。目はキットのシールです。

 

このキット、前屈可動範囲が大きいんですよね。ここから…

 

ここまで前屈できます。内部メカを組み立てているときは「一体自分はメッサーの何を作っているんだ?」という気がしていましたが、完成して納得です。HGなのでポロリは最小限、ポロリするのは腰のアーマーくらいです。

ジオン機のようで、連邦っぽいモチーフがあちこちに。ジオンと連邦のモビルスーツの系譜がミックスされていく過程を感じられるキットでした。

なお定価は確か4,500円くらいです。

 

コメント

  1. […] HGメッサーもそうでしたが、最近のガンプラは胴体が太くても関係なく前屈ができるんですよね。 […]

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