一年以上に及んだ三脚選びはManfrottoの055CXPRO3に決まったかに思えたが、土壇場でエマ中尉ばりの寝返り。その先には強固な三点支持でReal-Gと呼ばれている(いないいない)、GITZOがあった。
理由は…
1.円高
2.Manfrottoを買っても、いずれはGITZOを買うだろう
3.迷ったら、高い方
カメラ個人輸入クラスタにはお馴染みのB&H(ニューヨーク)に発注した。
国内でWeb通販の経験があるなら、とても簡単。住所を学校で習ったとおりに記載すればOK。Yokohama City, Kanagawa Prefectureと習ったかも知れないけど、イマドキはYokohama-shi, Kanagawa-kenでOK。
Web上の入力で決済まですべて終了。カードをFAXせよとか言われなかった。
荷物はUPSで送られる。注文後5日で届いたが、成田までのトラッキングは以下の画面のようにWebでリアルタイムに確認できる。
さすが国土の広い米国の物流らしく多段バケツリレー式。
最後はアンカレッジから大ジャンプ。
ちなみに成田から自宅まではトラッキングできなかったが、翌日3/10にクロネコ宅急便で着いた。
受け取り時にクロネコのお兄さんに消費税を現金で1,200円払う。商品価格の割に消費税が安い気がするが、調べてみると商品価格の60%に対して5%の消費税を払うというルールらしい。関税は精密機器扱いなのでかからなかった。
届いた外箱には「このシールが破られていたり目隠しされてたら、納品書と実際の中身に注意しろ」と、まるで物流経路を信頼していないメッセージが。お国柄を感じる。
中身の箱はご覧の通り凹んでいた。もちろん商品自体の方は「さすがジッツオだ、何ともないぜ」(いや三脚ならどこのメーカーでも大丈夫なはず)だが、箱の潰れは日本国内ではアウトレット品扱いになる場合が多い。このあたりを許容できない場合は国内流通品がお勧め。2011/4/30まで1万円のキャッシュバックやってるし。国内最安値でキャッシュバック込みならB&Hと11%くらいしが違わない。
選んだのは「マウンテニア三脚」「2型」「3段」「ラピッド」のGT-2531。
「マウンテニア」はベーシックな構造のカーボン製三脚のシリーズ名で、「2型」は大きさを表し、「3段」は脚の段数、「ラピッド」はセンターポールにギアがないことを示す。大きさ的にはManfrottoだと190シリーズよりは大きく、ほぼ055シリーズに相当する。
(次回に続く)
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