ストップレールAR-01、クロスポイントレールAR-02にひっそりと搭載されているリレーラー(脱線回避)機能。
早速AR-01を買ってきました。動画で撮影したので、何はともあれその効果を見てください。最初ハンディカムで撮影したのですが、室内照度では画質がメタメタだったので、EOS MOVIE(5D mark II)で撮りました。
3両目、4両目の脱輪が修正されていることが解ります。プラレールアドバンスのセット(N700系)はこのリレーラー機能がついた「AR-01ストップレール」と「AR-02クロスポイントレール」が1つずつ付属します。すなわち、1周の間に2回、脱線防止が働くことになります。1周に2箇所、これがタカラトミーが考える最低限の装備なのではないかと思います。
しかしクロスポイントレールを使うと2車両を走らせるのが難しくなる(車線変更するので衝突する可能性が高くなる)ので、2車両同時に走らせたい場合には、AR-01ストップレールを2個使うのが良いのではないかと思います。クロスポイントはレーンチェンジをOFFにもできるようですので、クロスポイントでもOK。
しかし、リレーラー機能に到達する前に脱線するケースもあります。これはほぼ「レールの歪み」と「接続部の段差」で生じていると言って間違いないと思います。
そのレールの歪みですが、どの程度の精度が要求されるかを以下に示します。
100%の確率で500系が脱輪するカーブです。
よく見ると、1mm弱ほど内側が浮いています。この程度の歪みでNGです。意外と厳しい、と言うのが実感ではないでしょうか。子供が普通に扱ってきたレールだと、このくらいの歪みは当然です。
脱輪しないカーブはこのように床に密着しています。
もし少しでも床から浮いているレールを使っていたら、他のレールに交換しましょう。
それと、速度が速いと脱線しやすくなります。付属のエボルタではなく、エネループにすると電圧が下がるので、脱線しにくくなると思います。
しかし、この難易度の高さは下の子を本気にさせたようで、いまや我が家で一番
考えてみれば、買ってそのまま難なく動くオモチャが、子供にとって良いオモチャかというと、そうではないのかも知れません。これはもしや現在の安易なオモチャに対する、タカラトミー流のアンチテーゼなのではないでしょうか。
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