MacBSさんにお勧めされたので、AirMac Expressを用いたAirPlay再生環境に、DAコンバーター(DAC)を挟んでみました。お手頃価格で手に入る、Digi-Fi No.16号付属のOlasonic製DAC基板です。
実はこういう大物の付録が付く本を自分で買ったのは初めてのような気がします。
付録の箱に対して、本誌がきちんと分離できるようになっています。
助かります。
静電防止袋じゃなかったのは少し意外かも。
まぁ壊れませんけどね。
基板は完成品なので、接続してやれば難なく動作します。この基板にはデジタルオーディオのコアキシャルとオプティカルの入力、ラインアウト、そしてヘッドホンアンプが載っています。ボリュームはヘッドホンアンプのものです。
こういう基板って一昔前までは電源を確保するのが面倒だったんですが…電池だとランニングコストが高いし、安定化電源:
↑こんなのは普通の家庭にはないし、ACアダプターも価格がバカにならなかったりマッチングがうまくいかなかったりして、キット基板を実用的に動作させる障害になっていたように思います。しかし今やUSB電源が一般的となったことで、5V/500mA程度の電源であればとても安価に電源環境を構築できるようになりました。本基板も適当なUSB電源アダプターで動作し、MicroUSB端子で電源供給をします。
とりあえずどんなものだうと音出し。
光ケーブルでAirMac Expressに繋ぎます。
…うん、やっぱAirMac Expressのアナログ出力は、一言で言えばちょっと「雑」だったかも知れませんね。オプティカル接続+OlasonicのDACにすると、音の密度感が向上し、高域のざらつきが薄れ、低域の腰が据わります。
同じ曲をCDプレーヤーで掛けたものと比較してみると、まぁさすがにCDはさらに滑らかに、低域の馬力も違ってきますが、しかしその辺はCDプレーヤーの味付けという面も否めず、素材そのものの味という意味ではOlasonicのDACは健闘しているように聞こえます。
我が家の環境ではアンプ(SONY TA-F3000)には電源連動サービスコンセントが付いているので、そこから電源供給すれば、家族でも難しい操作をすることなく、このDAC経由での音楽を楽しめるはずです。
さすがに基板むき出しでは故障の原因になるので、何かケースを考えないとね…。既製品も出ているようですが、いくらなんでも高いなぁ。
コメント
いつも楽しみにして記事を読ませていただいております。
小型のコンピュータ ラズベリーパイ のサイトで見かけたのですが、LEGOでも簡単なケースであれば作ることができるようです。
出典の無いコメントで申し訳ありません。
p.36に載っている株式会社奥澤のSCWV-1600G/Bが3,800円で割とお買い得だと思います。
シールドしたいので、金属製のケースがいいんですよ…
い、いやぁ? P.36にそのような製品は載っていませんでしたけど?
(改訂されたのでしょうか?)