Panasonic Vieraのバックライトの話を書いた日、新しいVeiraが出ました。OSは自社独自OSからAmazon Fire OSに変更になりましたが、今年1月のCESで公開されていたものです。
TVのOS変更と言えば、SONY BRAVIAが2015年に Android TVを採用したことが思い出されます。今でこそ受け入れられていますが、採用した当初は起動が遅いだの視聴中に勝手に再起動するだの散々で、ユーザーにデバッグをさせてるのか?と言われるほどでした。
それと同じことをPanasonicが9年遅れでやるというので警戒しました。先日TVを買い換えた理由の1つがこれです。新しいOSになる前のVieraを買おうと思ったのです。さらに言うなら、我が家はVieraの「お部屋ジャンプリンク」(DTCP-IPのPanasonic独自実装)のヘビーユーザーで、レコーダー(DIGA)2台、HDD付きTV3台の映像をそれぞれテレビを選ばずに観られる環境になっているのですが、Viera の OSが変わるのであれば、「お部屋ジャンプリンク」は切り捨てられる可能性もあるなと思いました。
さてリリースされた新型で実際はどうだったでしょうか。仕様表を確認します。
「お部屋ジャンプリンク」=アップデート対応www あっぶねー!首の皮一枚繋がった感じですね。「お部屋ジャンプリンク」のヘビーユーザーは新型を買うのを年内は待った方がいいかも知れませんね。
これでFire OS上で動く「お部屋ジャンプリンク」アプリが鋭意開発中であることは確定したので、まだ十数年はPanasonicのエコシステムの中にいられますね。我が家では次は使用年数からすれば47インチか42インチが壊れる番だと思うので、「お部屋ジャンプリンク」難民にならなくて良さそうです。
「お部屋ジャンプリンク」の良いところは、レコーダーの中身の番組のフォルダ分け表示に対応していることです。レコーダー(DIGA)のフォルダ分け機能はDTCP-IPサーバーのフォルダ分けとは異なる実装なので、一般的なDTCP-IPクライアントから見るとフォルダ分けが反映されずに、シリーズものの番組がバラバラになって表示され探すのにえらく苦労するのです。あとは録画済番組一覧情報の取得時間も一般的なDTCP-IPクライアントとは全然違いますね。各「お部屋ジャンプリンク」クライアント側で番組名のキャッシュを持っているようで、パッと表示されます。そんな使い勝手の良さがあるので、「お部屋ジャンプリンク」から離れられないのです。
なお今回出た新型もVAパネルでした。従って、画質に拘るのであれば2022年の旧型のIPSパネルViera TH-55LX950 一択です:
コメント